著者 久保田昌治他(くぼた・しょうじ)七沢研究所(ななさわ・けんきゅうじょ)監修 七沢賢治(ななさわ・けんじ)
A5判 上製 367ページ
地球から生命まで、「世界のすべて」をデザインしてきたのは「水」なのかもしれない・・・・・・!
地球はなぜ水の惑星と呼ばれるのか?
なぜ人体を含む生命体に水は不可欠なのか?
古来、世界中で探求が続けられてきた「水」の研究がいま、環境と生命の関係を問う視点から、新たな発展段階を迎えています。「水とは地球、そして生命にとってどんな意味を持つものなのか?」という古くて新しい、
そして謎に満ちた問いが本書のメインテーマ。多層的に語られていく水をめぐる宇宙史・地球史・人類史を読み進むにつれ、水の起源から水の未来までが一望のもとに現れてきます。
科学的見地から見た水についてはもちろんのこと、 神話における水の姿や、一般書としては初めて日本古来の神事(白川伯家神道)と水の関係も解説され、水をめぐる文化史にも触れることができます。水の研究に興味のある方はもちろんのこと、美味しい水や健康にいい水等々、日常生活の中で水に興味を持つ多くの方にもおすすめできる一冊です。